時間を計ろう!

みなさん、こんにちは!
小橋博士です。

しばらく更新が開いてしまいましたが、きちんと活動は続けています。
今日のテーマは「時間を計ろう!」です。タイトルまんまですね。

品質管理の仕事をしていて感じるのは「時折、経時変化が起こることを忘れている」のでは?ということです。沸騰させたお湯も、ちょっと時間が経てば温度はどんどん下がっていきます。約15分で雑菌は2倍に増えます。5分程度で表面は乾いてしまいます。
品質管理の担当者は、現場での作業から遠ざかってしまいがちです。するとこのような経時変化が起こることを失念してしまいがちなのです。それを防ぐためにも、品質管理上定めた操作については、しっかり時間を測定すべきです。そのうえで、必要ならば他の管理項目も付け加えるべきです。例えば熱湯での殺菌までに、煮沸後時間を要するなら、お湯の温度を記録すべき、というようなことです。

特に食品工場では、経時変化を受けるものがほとんどです。現在の管理を見直すためのヒントとして、様々な作業・工程の時間を計測してみてください。

以上、小橋博士でした!

投稿者: 小橋博士

FQMサポート代表 品質向上コンサルタント/農学博士 品質向上とコスト削減を同時に実現する新手法「グレーゾーン管理」の開発者 食品会社の経営経験有

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