パートナー獲得とISO9001

皆さんこんにちは!小橋博士です。

先日のガイアの夜明けで、老舗のご子息が結婚相手を探すことに苦労している姿が報道されました。寡黙なご子息に厳格そうなご当主でした。報道された会社様の実態は当然分かりませんが、これまでの経験から暗黙のルールが多く、慣れるまでに苦労することが感じられました。特に実家が家族経営のご子息の場合、同様に家族だから分かる機微=ルールが存在することを強く感じて警戒するのではないでしょうか?

そこでご紹介するのはISO9001です(Tvショッピング風)。ISO9001はそもそも一般従業員の働きやすさにも貢献するものです(ここでは適正運用が出来ていることが前提です、加点目的などで業務改善と結びついていない運用では「当然」このような効果は期待しにくいです)。改めてなぜ働きやすさに貢献するのか考えてみましょう。

仕事のやり方とその評価が明確に!

ISO9001の適性構築では以下のことが求められます。
・会社の全ての業務について、やり方とその評価を明確にする
・会社の全ての業務について、必要な教育を明確にし、実行する
・社長の考えを、全従業員に正しく伝えること
・従業員は社長の考えに基づいて行動したことを示すこと

つまり、暗黙のルールを全て分かりやすく示すこと、何をしたら褒められて、何をしたら怒られるのか、一人前になるためのステップも含めて明確にすることなどが求められます。

特に、配偶者としての仕事は非常に特殊です。このため、誰にどのように習ったらいいのか、更には教えてもらえるのか?といった不安をこれまでも多く耳にしてきました。前述の通り、ISO9001は会社の中の全ての業務と必要な教育を明確にします。不安の対象となっている配偶者としての仕事も例外ではありません。

これは嫁(婿)入りを考えている人の不安を解消することになると思いませんか?また、口先だけでなく、具体的に自分たちを分かってもらうための取組み(=ISO9001の導入)を行っていること自体も不安の解消に貢献してくれるはずです。

事前に不安要素を払しょくしておくことで、お相手探しもスムーズに行くことが期待できます。後継者様のお見合いをお考えの企業様で、より安心してお相手をお迎えしたい方は、是非ISO9001の導入をご検討
頂ければと思います。

導入に際してのご不安等ございましたら是非お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらから!

以上、小橋博士でした。

ISO9001:2015の審査員補資格取得報告

みなさん、こんにちは!小橋博士です。

先日受けたISO9001:2015の審査員養成講習の結果が来ました。
無事に合格し、審査員補の資格を取得いたしました!

今はまだISO9001:2015のみですが、ISO認証取得やその内容等について、お困りの際は是非お問い合わせいただければと思います。

いつも通り、可能な限りご支援させて頂きます!

事業承継とISO9001

皆さんこんにちは!小橋博士です。

ISO9001のご紹介・ご相談を受けるようになって初めて気づいたISO9001の使い方があります。それは、事業承継をスムーズに行うために新規にISO9001を導入するという使い方です。実際に導入された方のお話しも伺う機会がありましたが、概ね導入してよかった、事業継承がスムーズになったという感想をお持ちでした。では、なぜそうなのか、理由をご紹介していきます。

そもそもISO9001とは何か?

理由のご紹介の前に、ISO9001とは何か?を簡単にご説明します。簡単に言うと、仕事の流れを明確にして商品などの品質を高めましょう、というものです。これを聞いて「いいね!是非わが社にも導入しよう!」とおっしゃる方は非常にまれです。というのも、仕事の流れが明確でなかったら会社はなりたたないからです。出来ていて当然、そう感じる方が大半なのです。

では、なぜ取得する企業が多いかというと、以下の理由が大半です。
・取引先からの取得要求
・入札での加点

しかし、やっていて当然のことが全て出来ているか?というと必ずしもそうではありません。誰かが気を効かせて処理してくれているだけで、会社のルール(ここでいうルールは社則ではありません、業務手順等です)としては漏れがあることもあります。そのような漏れをなくすこと、会社の業界標準に満たない部分を明確にすること、などもISO9001がもたらすメリットです(あまり指摘されませんけどね・・・)。

事業承継の問題点

事業承継の時の問題点のひとつとして、会社の仕事が把握しきれない、ということがあるようです。大抵は家業ですので、大体はお分かりです。ですが、細かく詰めていくと不明な点が出てくるようです。

この、細かく詰めていくと不明・・・というのは前項で説明したISO9001の効能
・仕事の流れを明確にする
・ルールの不備を明確にする
の2点で解決することが可能です。更に
・業界標準に満たない部分
が明確になることで、会社の改善目標まで見えてくることになります。

ISO9001を構築、身に付けることで、漏れなく事業を把握できるだけでなく、新社長として改善のビジョンまで持てることは非常に大きな効能と言えるのではないでしょうか?

以上の理由から、事業継承にISO9001を利用された方々の評価が概ね好評であるのだろうと思います。費用もスケジュールも明確になりやすいので、ご興味のある方は是非ご連絡いただければと思います。どのように組んでいくのかなど、可能な範囲でご相談に乗れますので。

以上、小橋博士でした!