報告しやすい環境を作ろう

こんにちは!小橋博士です。※この記事は2016年9月12日に執筆されたものです。

品質管理に限らず、改善活動を行う上では「報告しやすい環境」はとても重要です。
特に食品会社は中小規模の会社が多く、社長の一喝ですべてが台無しということも・・・。
~が悪かったからこうしました、というよりは、やはりよりよいところを目指しているという表現が重要になります。

そこで、是非私の推奨しているグレーゾーン管理を取り入れていただきたいと考えています。
従来の合否式の管理ですと、不合格の製品がでた、という報告は非常にしにくいはずです。
結果として、測定のルールが歪んでいき、どうしたら合格品として測定できるのか?という本末転倒な体制になっていきます。
合否ラインよりも少し厳しい値で、出荷はできるけれど従来の不良品が出た際の改善スキームを行わないといけないラインを設定するのがグレーゾーン管理です。会社によってはグレーゾーンという言葉もよろしくないでしょう。その際はグレーゾーンを良品、文句なく合格のラインは優良品などと表現を工夫しましょう。

とにかく、報告がされて、改善が始動することがとても大切です。

グレーゾーン管理の基礎的な考え方はミラサポからご依頼いただければ、御社の費用負担は発生しません。私の方には国の補助金から旅費や既定の日当が支払われますので、お気軽にご依頼ください。

以上、小橋博士でした!

投稿者: 小橋博士

FQMサポート代表 品質向上コンサルタント/農学博士 品質向上とコスト削減を同時に実現する新手法「グレーゾーン管理」の開発者 食品会社の経営経験有

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